心象

寄せては返す、波のように

懈怠とまめなり。

徴の網目、実存の盾、

繭のなかに包まって

時折 太陽の光、

心の中に差込む


思えば、循環する情報の波に罵られ

安息を求め彷徨える日々


時計の秒針、カチカチと音を立て

せく人生に、点、を刻む



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